02 13

エリザベス女王2世のマグカップ

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イギリスには、
王室関係の記念グッツがいろいろとあります。
古くは、1800年代に作られたビクトリア女王の記念マグカップやお皿も。
写真のカップは、
エリザベス女王のゴールデンジュビリー(在位50年)を記念したもの。

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カップの口径8.5cm 高さ11.5cmと、
大きめなカップです。
ビールとか飲むのに使うのかしら?

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ゴールデンジュビリーにちなんで、
金彩で縁取り。

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ボーンチャイナで、
普段使いにぴったりです★



さらに~。
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エドワード7世のコロネーション(1902年)記念カップ。
100年以上前に作られた本物のアンティークです。

母であるビクトリア女王の即位が長ったので、
皇太子時代が長く、在位は1901年から1910年の10年間。
この時代は、
エドワーディアン朝と呼ばれます。
それまでの古いものから新しいもの架け橋となった時期で、
近代化へと大きく進んだ時代といえるかもしれませんね。

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ジョージ5世のシルバージュビリー(1910~1935年)記念カップ。
シルバージュビリーにちなんで、
カップ縁取りがシルバーになっていますね。

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同じく、
ジョージ5世のシルバージュビリー。
ちがうメーカーのもので
クリーム色っぽい陶器です。

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ジョージ5世の息子、
ジョージ6世のコロネーション記念カップ。
エリザベス女王のご両親にあたります。

ジョージ6世は、
コリンファース主演の「英国王のスピーチKing's Speech」でも知られていますよね。

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そして、
エリザベス女王のコロネーション(戴冠)記念カップ。

と、いろいろあります。
マグカップなので、
作られた当時に普段使いした方も多いと思いますが、
記念品としてキャビネットに入れて飾ってあったものが、
今の時代まで受け継がれているのでしょうね。




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02 09

パラゴンのカップ&ソーサー

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今日は、
今はなき英国陶磁器メーカー「パラゴン」のご紹介です★
1900年以降に生まれたブランドです。

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パラゴンは、
エリザベス女王誕生の記念に陶器を作り、
王室御用達として有名になりました。

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その歴史を少し紐解いてみましょう~★

パラゴンとは、
ストーク・オン・トレントにあったスターチャイナが
1900年代より使っていたトレードネームです。

エインズレイファミリーをゆかりが深く
ジョン・エインズレイ2世とその長男ハーバートらが
共同経営者でした。

パラゴンブランドの人気から
1919年には、パラゴンチャイナカンパニーに社名を変更。

1927年には、ハーバートの娘婿で長年事業を支えてきたヒュー・アービングが
単独の事業主となり、
共同経営者であったハーバード・エインズレイが退職すると
1930年にはパラゴン・チャイナ・リミテッドが生まれました。

1960年にロイヤルアルバートの製造業者であったT.C Wild & sons Ltdに吸収合併されたあとも
パラゴンの名前は使われ続けました。
1971年から1991年までの間は、ロイヤルドルトンの傘下で製造。
1989年よりパラゴンの名前とデザインは消えて、ロイヤルアルバートに吸収。
1992年 パラゴンの名前の終焉。

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★王室御用達の歴史★
1926年にプリンセス・エリザベス(のちのエリザベス女王2世)の誕生祝いに
2羽のマグパイ(黒い鳥、カササギ)を描いたデザイン「Two for Joy」を制作。
エリザベスの母(クリーンマザー)はとても気に入って、
いくつかの陶器を購入しました。

さらに、クイーンメアリー(エリザベス女王2世のおばあちゃん)や王室の人々が
自分たちで使うための食器やプレゼントのために、
パラゴンへ発注するようになりました。
そして、1933年から1960年ごろまで
王室御用達ブランドとして長く親しまれました。


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パラゴン「トレントン Trenton」
詳細はこちらよりご覧ください。

こちらのカップ&ソーサーには、
王室御用達である印がついているので、
1960年以前の作品だと思います。



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02 05

ゼリー作り、ゼリーモールド

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数年前から気になり始めたゼリーというお菓子。
それまでは焼き菓子ばっかり作ったり調べていたのに
ふとしたことから気になり始めたゼリー。

ゼリーというと、
日本では近代のお菓子の部類に入ると思うのですが、
イギリスではビクトリア時代には、
ディナーのデザートとして人気のあったお菓子です。

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アンティークのお皿にのせてみました。

このお皿は、
イングランドのワイルマン&CO窯。

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フォリー(のちにシェリー)のバックスタンプがついています。
1892~1911年に作られたもの。

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大きなゼリー型で作る場合、
硬さのあるゼリーでないと形が崩れて(押しつぶされて)
しまいます。
なかなか奥の深いお菓子です。

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ウサギがてっぺんにのっている形。
イースターに向けて、
ウサギをモチーフにしたゼリーに挑戦中。

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こちらもウサギ。

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Grimwadeという陶器会社で、
1930年以降に作られたもの。

この形でブラマンジェとかにしたら
可愛いのかも?

色の組み合わせを考えるのも楽しいんですよね。




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02 01

アンティークのティーボール

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300年ほど前に
中国で作られて、船に乗ってイギリスにやってきた
ティーボールです。

今ではティーカップがごく普通に使われているけれど、
もともとは、
こんな風にハンドルがついていなかったんですね。

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「英国ティーカップの歴史」 (ChaTea紅茶教室)
の中に、
きれいな写真付きで詳しくティーボールのことがかかれています★
勉強になります!

中国から輸入するときにティーボールについてきた同じ柄の小皿は、
もともとソーサーとして作られていたのではなくて、
お茶請けをのせる皿として使われたもの。
お茶請けなしでお茶を飲んできた西洋人は、
このお皿をソーサーとして組み合わせて使うようになった・・。
という。なるほど~。

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さらに。
取っ手のないボールを持つのは熱いので、ソーサーに移して飲むと持ちやすい。
ボールでお茶を作って、ソーサーに移して飲むと飲みやすい。
などの理由から、
お茶をソーサーに移して飲むマナーが生まれた…。
というすごいお話。

食べ物とその歴史。
面白いですね~!



300年前のティーボール&ソーサーのご案内はこちら。
http://momoyamaguchi.com/archives/550




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12 01

ストークオントレントの窯めぐり

11月の中旬に、3泊4日でストークオントレントに行ってきました。
今回の旅は、「ストークオントレントの窯めぐり」。

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泊まったのは、
ジョサイア・ウェッジウッドの孫が購入したという家
The Upper Houseです。
ストークオントレントの中心街からは少しはなれた南部。
車で10分ぐらいかな。
ワールドオブウェッジウッドの近くです。

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敷地が広くて、静か。自然が広がります~。
ホテルの周りは、ナショナルトラストの敷地らしいです。
夏に来たらゆっくり散歩できそう。

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こちら側にドローイングルーム、奥にダイニングルームがあります。

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1階にあるドローイングルーム。

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夕食前や夜はこちらでのんびり。
暖炉の前で、くつろげます~。
行く前は、ちょっとかしこまった感じかな。。。と思っていましたが、
滞在してみるとかなりアットホームな雰囲気。

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そして、
念願かなってエマブリッジウォーターのファクトリーにやってきました~!
昔の陶器工場を大規模にそのまま利用しているのは
ここぐらいだそうです。
非常に興味深い。

が、ファクトリーツアーは月~金。
残念ながら、工房内は見学できませんでしたが、
次回のお楽しみで!
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窓の外から型がみえた・・・。

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素敵なカフェがあります。
(写真撮っていいかと聞いたら、快く承諾してくれました!)

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ポルカドットのアガオーブンが!
可愛いったらありゃしないよ。
私たちのテーブルがちょうどこの真ん前でした。

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ランチにしよう。ということで
私はリゾット。
これが予想以上においしい!
胡桃がアクセントで、香ばしいんだよ。

ほかの人たちは、ビーフキャセロールとか注文してました。
どの料理も手作りで、丁寧に作られてます。
食器がどれもエマブリッジウォーターというところもおしゃれ!

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ギフトショップで物色中。
クリスマス用の商品もたくさん。

他にもファクトリーショップがあって、
お買い得商品がいっぱい。

エマブリッジウォーターは、
今、ストークオントレントで成功している実業家の一人。
自分でこの古い廃屋化した工場を買い取って、
工房に再建、自社製品の製造、販売。
と、大成功を収めています。

自分のデザインした商品を、国内生産して
それなりの価格で販売して大人気。
というのは、素晴らしいと思います!

どのデザインもかわいいんですよ。
20~40世代ぐらいの女性に受けるんではないでしょうか。
私も大好きです。

ファクトリーは、エマブリッジウォーターの
おしゃれで可愛くて、かっこいいイメージそのもの。

と、ワクワクのエマブリッジウォーター・ファクトリー訪問でした~。
また絶対行く!

ストークオントレントの旅、次回に続く。

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フードライターの山口ももです。

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