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英国のお菓子、パーキン

秋から冬にかけて食べたくなるのが、
パーキンです。

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材料に、ブラックトリークルとゴールデンシロップ、
スパイス、オートミールなどが入った風味豊かなケーキ。

発祥は、北イングランドといわれています。
私は南イングランドに住んでいるせいなのか、
市販品を見かけたことがありません。

の、ため。
最初は本でパーキンというお菓子を知り、
レシピを見て、試作…試作…の繰り返し。

が、ここが難しいところで、
オリジナルを食べたことがない人間が、
どうやって伝統菓子を作るのか????
というパラドックス。

しかもこのお菓子、古いお菓子本にレシピはいろいろと
載っていたのですが、
それ通りに作るとどうもパサパサに焼きあがるのですよ。。
その上、数日(いや数週間)置いてから食べるとおいしいって書いてある。

私は考えました・・。
このパサパサに焼きあがったパーキンが、
数日後にしっとり熟成するのだろうか…と。
試してみた結果、
数日置くとねっとり感は増すものの、やはりパサパサしてる。。。

としばらく、悪戦苦闘していたわけですが、
あるとき英国料理研究家の方が、
「パーキンは、真ん中がまだ少し半生ぐらいでオーブンから出すとよい。」
というコメントを発見。
そうか!やはり焼きすぎてはいけないのだ…。

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という、ところから、
とんとん拍子に進みまして、
今では美味しいパーキンが焼けるようになりました。

あ、どうでもいい話が長かったね…すいません。

えっと、
パーキンは焼きたても、おいしいです。
(古い料理書には、しばらく置いてから・・と必ず書いてありますが。)
ふわふわで、ねっとり感はありません。

密封容器に入れて一日置くと、
ずっしり感が増し、少しねっとりしています。
さらに数日置くと、スパイスの鋭い香りが和らいで、
トリークルのコクのある甘みが増してきます。
少なくとも3日ぐらいは寝かしてから食べる、と言われていますが、、
個人的には1週間ぐらいで食べきった方がいいと思います。
(このあたりは好みだね。)

********

伝統的には11月5日のガイフォークスデーに
食べられたお菓子といわれています。
ヨークシャー地方では、「パーキン」は人気にある名字でもあったとか。


ガイフォークスデーの夜は、
ボンファイヤーナイトとよばれていて、
各地域で、大きな焚火や花火大会をします。

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夕方5時ぐらいには暗くはり始めて、
6時なるともう真っ暗。

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この日は、子供たちも家族で暗くなってから参加します。
なかなか、わくわくするイベントです。

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ガイフォークスデーについては、
「英国の暮らしとおやつ」か「山口もも 旅行案内・お菓子レッスン」をご覧ください。

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ハロウィーンやボンファイヤーナイトには、
ソーセージパンが定番のスナック。

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イギリス(北アイルランドは除く)では、
花火はガイフォークスデーに楽しむものと決まっています。
花火の特設売り場は、この時期にだけスーパーで見かけます。
(それ以外の時期は気軽に一般人が花火を買うことはできません。)


パーキン(レシピつき)&ガイフォークスデーについては、
「英国の暮らしとおやつ」でご紹介しています☆

英国の暮らしとおやつ英国の暮らしとおやつ
(2012/06/01)
山口 もも

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Author:britishcookery
フードライターの山口ももです。

著書は、
「英国お菓子めぐり」
「お菓子を習いに英国へ」
「英国の暮らしとおやつ」

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