06 29

外国生活のギャップ2

さて、イギリスで暮らしていて感じる日本との違い。

今日は、クレームについて。

こちらで生活していると、電気・水道・通信など公共機関との契約・金銭トラブル。家の購入、修理などのトラブル。隣近所との騒音・迷惑行為でのトラブル。
と、あちこちで問題が発生します。
これは、仕事への取り組みかた、一般的な生活でのモラルの低い人が多いのに起因していると思います。

クレームを出す。というのは、イギリスで生活する上で重要な意味をもちます。
なぜなら、クレームを出すまで、相手は自分の非に気づくことなく、問題が解決することはありません。
クレームを出しても、すぐに向こうが意を正してくれるとも限りません。
どれだけ相手を納得させるように、クレーム出すのか?
これが、腕の見せ所です。

まず、感情的にならず、自分が負った被害状況の説明。
そして、次に何を相手にしてほしいのかを明確に述べる。
最後に、いつ、誰が対処して、解決してくれるのかをはっきりと約束させる。

ということになります。

こちらでは、なぜか、手紙が大きな力をもちます。
電話→メール→手紙の順に、効力があるような。
たしかに、手紙は形がはっきりと残る上に、偽造も難しく、証拠として一番効力がありそうです。
さらに、自分のオフィスに手紙が届いて、それを無視する…わけにはいきません!
私も、電話やメールでやり取りしたとしても、最終的な大切なことは手紙で念を押して伝えるようにしています。

話は変わり、
クレームを出す時は、即時速攻。
その場で出しましょう。
我慢していればよくなるだろう・・・。向こうが察してくれるだろう・・・。
などと楽観的な希望を持ってはいけません。
そんなことをしていると、事態は悪化するか、クレームを出した時には、もう過去の事だから。
と、片付けられてしまう可能性あり。

私の例をだしますと・・・、
近所の騒音問題で、1年も我慢しました。
そのうちやむだろう。相手がこちらのことも察してくれるだろう。
などと、生ぬるいことを考えていました。。
そして、我慢しきれずにクレームを出しましたが、いまとなってはどうして騒音が始まった時にクレームを出さなかったのだろうか・・と思います。
さらに、市役所や管理会社でも、過去のことは過去。
いまが静かなら、問題なし。
と、片付けられてしまいます。

過去のことを、ねちねちと文句言わない。
掘り起こさないのが、イギリス人のいいところであり、少し楽観的すぎるところであります。

過去は過去。未来をどのようにより良くするのかを考えるのが大切。
という考え方と、
過去を顧みるから、未来に同じ過ちを繰り返さない。

という二つの考え方を持ち合わせると、一番いいのかな・・と思う、今日この頃です。


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Author:britishcookery
フードライターの山口ももです。

著書は、
「英国お菓子めぐり」
「お菓子を習いに英国へ」
「英国の暮らしとおやつ」

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