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ベイクウェルプディングのお話

イギリスのお菓子
ベイクウェルプディング、食べたことありますか?

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サクサクの生地の中に
ジャムと
アーモンドの香りがするねっとりとしたカスタード風のフィリング。

名前の通り、
ベイクウェルという町で生まれたお菓子といわれています!

私が本場のベイクウェルプディングを初めて食べたのは、
2004年に出版した「英国お菓子めぐり」という本の取材もかねて
ベイクウェルを訪れたときでした。

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お菓子の発祥は、
こちらのラトランドアームズホテルというところで
新米のシェフが作り方を間違えて出来上がったお菓子が、
ベイクウェルプディングの始まり…
なのではないか。といわれています。

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このホテル秘伝のレシピを受け継いだのが、
現在もベイクウェルで人気のお店。

そのお店には2つ候補があるのですが、
一つ目は、
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ブルーマーズ
今年(2016年)は、阪急百貨店さんにやってきて
本場のベイクウェルプディングが味わえるみたい~。
すごい~。たべたい~。

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比較的小さい目のお店の中に
おいしそうなものがいっぱい!

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デリカッセンのコーナー、お菓子など
いろいろあったような。

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お店の向かい側にティールームが。

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本場のベイクウェルプディング。
イギリスの古典菓子らしく、
甘みが強いです。
しっとりとしたフィリングに
サクサクの生地が当時はファッショナブルだったのでは。
メイズ・オブ・オナーと同じタイプのお菓子かも。

念願かなってのベイクウェルプディング~!

● 本場ベイクウェルプディングのお店 ● 2軒目。

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ザ・オールド・オリジナル・ベイクウェルプディング・ショップ。

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しっとりのフィリングです。

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いろいろな大きさがあります。

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石造りの家が並んでいました。

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他にもベイクウェルの町には、
ベイクウェルプディングのお店がありましたよ~。

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街の中にある静かな公園にて。

12年前の思い出でした~。
今度行く時は、いつかな~。楽しみです。

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ブラムリーのアップルパイ。

イギリス原産の調理用リンゴ、
ブラムリーってごぞんじですか?

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こちらでは、
一年中スーパーマーケットや地元のファームショップで
取り扱いがあります。
それだけ、イギリス人の食卓に欠かせない食材なのですね。

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毎年、9月~10月初めに住んでいる村のかたから
大量にりんごをいただきます。
みんな、お庭にリンゴの木があって、
とても食べきれる量ではありません!
クッキングアップルもあれば、
生食用のイーティングアップルもあります。

それで作り始めたのが、
アップルパイです。
市販のペイストリー生地を使って
いっぱい焼いて、
ご近所の方におすそ分けします。

このペイストリー生地がけっこうおいしくて、
一つ1ポンド程度で買えるんですよ。

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ジェイミーオリバーの言う通りに、
アップルパイは熱伝導率のよいブリキ?いや、
金もの?系の方で焼いています。
確かによく焼けます。

自己流で、
パイ生地の端は中に織り込んで、
切り落としません!
無駄を出さないエコな方法☆

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焼けましたー!

今回は、
ブラムリー1個
コックスオレンジピピン
ガーラ2個
を使いました。
イーティングアップルだけだとどうしてもぼやけたフィリングになってしまうけど
ブラムリーのおかげで、
きりっと酸味のあるお味に仕上がりました。

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一晩おいてからの方が
私は美味しいと思うんだけど
誰か周りにいると、必ずすぐに食べたい!
って、言うんですよね・・・・。

というわけで、
本日もすぐに切り分けました。

私の大好きなイギリス菓子の一つです☆

来年は、
南イングランドへいらっしゃる方に
りんごツアーを開催したいと計画中です。
数名でお越しになられる場合は、
りんごのお菓子レッスンや果樹園探索なども
プランに組み込めます!
おいしい&お勧めのりんごジュースやサイダーもご賞味ください。



【ウェッジウッドのティーセットご案内】

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モスローズと呼ばれるシリーズです。
ビクトリア時代に流行したバラで、
蕾や茎に苔(→モス)のような毛があることから
モスローズと呼ばれるそうです。

クリーム色の上品な陶器です☆

詳細はこちらをご覧ください。
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11 20

英国のお菓子、ブラック・トリークルのスコーン。

少し前に、スペルト粉のスコーンを紹介したので、
その続きで。

今日はブラック・トリークル入りのスコーンです。

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砂糖の代わりに、ブラックトリークルを加えます。
(パーキンやフルーツケーキにもブラックトリークルを加えます。)
ちょっと生地の色が茶色いのはそのせいです。

砂糖よりもやさしい甘みで、
ふっくら仕上がるような、気のせいなようナ・・・。

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古いお菓子の本にレシピがあったので、
試してみたくなったのです。

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多分、今よりも砂糖が貴重なころは
ブラックトリークル(廃糖蜜)で甘みをつけていたのかも。

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みなさんも、
家に残りもののブラックトリークルがあったら、
お試しくださいね!



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11 17

英国のお菓子、パーキン

秋から冬にかけて食べたくなるのが、
パーキンです。

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材料に、ブラックトリークルとゴールデンシロップ、
スパイス、オートミールなどが入った風味豊かなケーキ。

発祥は、北イングランドといわれています。
私は南イングランドに住んでいるせいなのか、
市販品を見かけたことがありません。

の、ため。
最初は本でパーキンというお菓子を知り、
レシピを見て、試作…試作…の繰り返し。

が、ここが難しいところで、
オリジナルを食べたことがない人間が、
どうやって伝統菓子を作るのか????
というパラドックス。

しかもこのお菓子、古いお菓子本にレシピはいろいろと
載っていたのですが、
それ通りに作るとどうもパサパサに焼きあがるのですよ。。
その上、数日(いや数週間)置いてから食べるとおいしいって書いてある。

私は考えました・・。
このパサパサに焼きあがったパーキンが、
数日後にしっとり熟成するのだろうか…と。
試してみた結果、
数日置くとねっとり感は増すものの、やはりパサパサしてる。。。

としばらく、悪戦苦闘していたわけですが、
あるとき英国料理研究家の方が、
「パーキンは、真ん中がまだ少し半生ぐらいでオーブンから出すとよい。」
というコメントを発見。
そうか!やはり焼きすぎてはいけないのだ…。

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という、ところから、
とんとん拍子に進みまして、
今では美味しいパーキンが焼けるようになりました。

あ、どうでもいい話が長かったね…すいません。

えっと、
パーキンは焼きたても、おいしいです。
(古い料理書には、しばらく置いてから・・と必ず書いてありますが。)
ふわふわで、ねっとり感はありません。

密封容器に入れて一日置くと、
ずっしり感が増し、少しねっとりしています。
さらに数日置くと、スパイスの鋭い香りが和らいで、
トリークルのコクのある甘みが増してきます。
少なくとも3日ぐらいは寝かしてから食べる、と言われていますが、、
個人的には1週間ぐらいで食べきった方がいいと思います。
(このあたりは好みだね。)

********

伝統的には11月5日のガイフォークスデーに
食べられたお菓子といわれています。
ヨークシャー地方では、「パーキン」は人気にある名字でもあったとか。


ガイフォークスデーの夜は、
ボンファイヤーナイトとよばれていて、
各地域で、大きな焚火や花火大会をします。

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夕方5時ぐらいには暗くはり始めて、
6時なるともう真っ暗。

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この日は、子供たちも家族で暗くなってから参加します。
なかなか、わくわくするイベントです。

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ガイフォークスデーについては、
「英国の暮らしとおやつ」か「山口もも 旅行案内・お菓子レッスン」をご覧ください。

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ハロウィーンやボンファイヤーナイトには、
ソーセージパンが定番のスナック。

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イギリス(北アイルランドは除く)では、
花火はガイフォークスデーに楽しむものと決まっています。
花火の特設売り場は、この時期にだけスーパーで見かけます。
(それ以外の時期は気軽に一般人が花火を買うことはできません。)


パーキン(レシピつき)&ガイフォークスデーについては、
「英国の暮らしとおやつ」でご紹介しています☆

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11 03

英国のお菓子、スペルト粉のスコーン

私は、一年中スコーンを作っています。
ありがたいことに、
私のスコーンを食べたいと言ってくれる人が周りにいて、
定期的に焼いています。
少しずつ粉の種類や配合変えたりして、
いろいろなスコーン作りに挑戦中。

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最近はまっているのが、
スペルト粉で作るスコーン。

スペルトは古代小麦とも呼ばれる小麦。
品種改良がされていないことで知られます。

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薄力粉に混ぜ合わせて使うと風味が増してなかなか便利。
グルテンが少ないので、お菓子作りに使うときは、
小麦粉の2~3割をスペルト粉にするといいです。
イギリスのパンケーキ(クレープみたいな薄さ)になら
スペルト粉100%でもOK。


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なんと、
今年長野に行った時に
お世話になった方から
その方のご近所で作られたという
スペルト粉をいただきました!!

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日本でもあるんですね。
薄力粉に加えると風味が増すので
お勧めですよ★

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在英の方なら、
DovesFarmのオーガニック全粒粉が
スーパーでも取り扱っていますので、
気軽に手に入ります。


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britishcookery

Author:britishcookery
フードライターの山口ももです。

著書は、
「英国お菓子めぐり」
「お菓子を習いに英国へ」
「英国の暮らしとおやつ」

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